里山の生き物たち

2017年12月22日 (金)

3092日目

今日も笹原から刈り取った笹の焼却をしていました。

モクモクの煙と、パンパンと時折、
笹の茎が弾ける音がする中で、
笹原の藪のほうに何か動くものの気配を感じました。

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こんな真っ昼間の人の居る気配いっぱいの場所に
のこのこと現れてきたのはタヌキでした。


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望遠で覗いていたのですが
何か様子が変です。


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体の毛がありません・・・・・
オイ・・・・どうしたんだ!?
と尋ねてみたくんるような痛々しい感じで・・・

思わず、かちかち山のタヌキが思い浮かびました。

「昔話」や「童話」の世界も、ときには残酷・残虐で
最近では子供たちへの影響を配慮して
ストーリーや結末が柔和な表現に
書き換えられているとか聞きますが・・・・・、
どうなのでしょう^^?

このタヌキは体の毛がどうして無くなってしまったのか
どんな目に遭ったのかは分かりませんが・・・・

このあとも、キウイ棚の下や笹原に行き来していて
キウイ棚の下では何か食べ物を漁っているような感じでした。

私が近づくと、ぴょんとぴょんと跳ねて
逃げる様子をみせますが、元気な様子です。

目の届く、同じ畑の中で
ヒトを恐れる様子もなく、食べ物を探しているタヌキ・・・
どうなっているのでしょう?

こんな感じでイノシシが現れることもあるのだろうか・・・?
と、思うとちょっと怖い気もしますが・・・・・・。

痛手を負っているものを見ると
可哀相と思ってしまいますね・・・・・・


イケナイ・・・イケナイ・・・><


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2017年11月 5日 (日)

3045日目

イノシシ除けに、イノシシの仲間の死骸(骨)を曝す・・・・・

効果はどんなもの・・・・・・・!?と畑に足を運びました。

効果など、微塵もありません。

むしろ、仲間が殺されたことの逆襲かと思われるほどの事態に・・・・><

大々的な『イノシシ夜会』が開催された模様・・・・

それでは夜会の痕をごらんください。

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今は梅の木が植わっている場所ですが、


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2~3年前は伐採残渣が置かれ、
立派なミミズやカブトムシの幼虫がしっかり居ると
思われる場所です。

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昨年植えた梅の「道しるべ」
小さな苗だったので引っこ抜かれていました。


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ズンズン・・・

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勢いのままに掘り進んだと思われる痕

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スダチの根元近く


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おっと・・・・ミニバナナが・・・・・・

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スイセンの球根周りに埋め込んでいた
大きな石も掘り起こしています。

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球根場を掘り起こされないように応急処置です。

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こんな感じで、畑のありとあらゆる場所が掘り返されました。

数頭の群れというレベルではなさそうです。
かなり賑やかな逆襲夜会が開かれた感じです。

もう怒りとか・・・気持ちが折れるとか・・・
そんな感じもなくて、笑うしかない・・・という感じです。

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さらに夜会を盛り上げるべく・・・・・
点滅式のイルミネーションを灯してあげることにしました(笑)

小さな太陽光パネルのもので
自宅の庭に飾っていたものですが
結構、明るく点滅するものです。


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こちらも、華やかなピンクの桜の花が点滅するものを
2か所、計3か所にイルミネーションの演出です。

警戒するのも最初の内だけという話も聞きますが

次、どんな夜会は開催されるのか注目です(笑)

「沢山のもんちっちやいのちっちがご来場された事と思います♪」
汗&笑     by ホワイトモグタン

モグちゃん・・・変な事、言うから・・・・"o( ̄ヘ ̄;)。o0○


八つ当たり・(笑)

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2015年9月30日 (水)

2506日目

心地よい冷え込みの朝です。

今朝はいつになく、本気モードです。(笑)
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虫除けキャンドルに火をつけ、


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森林伐採業者さんの使う蚊取り線香を焚き

刈払機を鎌に持ち替えて藪に踏み込みます。

ウツギとテイカカズラが鬱蒼と絡んだ中に鳥の巣を発見。
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既にも抜けの空になっていたので
コブシの木の上に下ろして写真を撮ってみました。

シダや木の皮、どこからか、ナイロン紐も見つけてきて
上手に組まれています。

こんな場所で雨の多かった酷暑の夏も
凌いできたのかと思うと、ちょっと感動です。

どんな鳥が巣作りをしていたのでしょう?

地面に目を向けると、蛇の抜け殻です。
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オレンジの点線で辿った場所にも折れ曲がっています。
長~い蛇の抜け殻です。

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カエルは早くも、洞を見つけて寒さを凌いでいるようです。
*

翌日の雨の天気予報を見越して、
ぽろたん、アルプス乙女、紫陽花、モッコウバラなどの
植え替えも出来ました^^


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畑のあちこちでは
背丈を超えるコスモスが咲き揃って来ました。

雑草が取り除かれてくると不思議と
さあ・・頑張るぞ・・・♪という気持ちになってきます。

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2014年11月 2日 (日)

1967日目

@@・・・・ウソでしょ!?

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また、雨水タンク用の水槽が浮き上がっていました><

あんなにしっかり踏み固めながら埋め直したのに・・・・TT

確かに、昨日は、一日中、雨が降っていましたが・・・・
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こんな風に水槽が浮き上がるほど・・・・
いったい、何が起こっているのでしょう?

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泥の手形!?・・・・悪意のモンスターが居る(゚_。)?

そんな馬鹿な・・・・・・。

やはり、地面を掘り返したことで、
地面の粘土層の場所が入れ替わったりで、
目に見えない地下の水の浸透経路が
変わってしまったのかもしれません。

そして、前回も書きましたが
泥水の比重>雨水の比重が
水槽を押し上げてしまうのかもしれません。

最近は、よく土石流の災害の映像を目にしますが
きっとこういったことが川の流域や斜面だったら
もっと大きな変化をもたらしてしまうのだろうな・・・と
ふと思った次第です。


青い水槽の色が景観を損ねるので
埋めて使おうと思いましたが、
この場所では無理なようです。

諦めて、溜まった雨水を柄杓で汲み出し
場所を変えることにしました。

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トノサマガエルがのびのびとくつろいでいます。
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水を汲みだしても場所を退く気配がありません。
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水が少なくなるにつれて、サワガニが姿を現しました。
どこから、やってきたのでしょう?
畑で見るのは初めてです。
小さな水性昆虫もいました。

こんな風にして、水辺があれば、
あっという間にビオトープもできてしまうのかもしれません。

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トノサマもやっと、場所を譲ってくれました^^
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青い水槽を引きずりながら、
畑のどこに置こうか・・・・
あちこちに、仮置きをして眺めてみました。

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結果、小さな柿の木が植わっていた場所・・・
柿の木に場所を譲ってもらって落ち着きそうです。

地面に埋め込むのも諦めました。
周囲に石を積んだらどうだろう・・・・・・と
イメージを掴むために大雑把に積んでみました。

「よし・・・、こんな感じで行こう!」と決めました。

石窯の石積みは後回しになりました^^

今日は水槽の掘り起しと移動。
そして、前回焼き払った毛虫の残党退治・・・・まだまだ居ます。

上を見上げると、
アカメガシワの大木に大発生していました。

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少し前から、ガスバナーの調子が悪く、
分解して、レバーのバネを修正しながら使っていましたが
とうとうダメになってしまったので買い替えました。

落葉まで、暫くこの作業も続きそうです。

今日は湿度が高く、枯草も雨水を含んでいたので
燃え広がる心配もなく作業ができましたが憂鬱な作業です。
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おまけ画像:雨上がりの畑の不思議

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あっという間に現れ、マジックのようです。

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2014年10月 4日 (土)

1938日目

お休みだと思って、一日、畑で過ごしてしまうと
楽しいのですが・・・・、流石に疲れてしまいます。

台風の雨までに、貯水槽を埋め込む穴を掘ってしまおう・・と
思いましたが、またまた、樹の根と大きな石に阻まれ、
穴掘りはいくらも進みませんでした。
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夏にチューリップの球根が何者かによって
穿って食べられた痕跡がありましたが、
その花壇(四角いブルーの囲み)を耕してみましたが
球根は一個も残ることなく壊滅的でしたTT

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その花壇を壊し、
赤い円(桜の木の根元)に花壇を作り直しました。

ちょうど、注文しておいたジャーマンアイリスの球根が
届いていたので植えつけました。
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(植え位置の覚書)

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畑はコスモス
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こすもす
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秋桜
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7メートルサークルにも、コスモス。

右奥の桃の木がこの夏、恐ろしく大ききなりました。
なので、園路が狭く感じられるこの頃です。


その狭い園の隙間をみつけて、
ジャガイモなど植えてみたりしています。
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ちょうど、芽がワサワサ伸びていたので
芽掻きと施肥をしました^^

美味しい、ホクホクお芋が掘れるでしょうか?
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帰り支度をしたあと、クラブアップルの
徒長枝が目についたので、
素手で鋏を持って枝を切りに行きました。
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""ビビッ""・・・・・・初体験です。イラガでした。

イラガのことは果樹講習で初めて知りましたが
刺されたことはありませんでした。

刺されると痛いと、皆がおっしゃっていましたが、
あ~~~~、この感覚なのだと実感TT

今日は、左手の薬指が腫れて・・・痒くて憂鬱です。
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おまけ画像

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コクネシアがこぼれ種で花を咲かせていました♪


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2014年9月22日 (月)

1926日目

朝一番。
顔の赤いお猿の集団に遭遇。
‘サル何処’の情報に載って来ない集団だったようです。

川を挟んで南側の山の斜面です。
車の中から、数メートルの距離で目が合いました。

そのあと、車を見た群れは山辺に登って行きましたが
暫く、ウキャウキャ、キーキーという騒ぎの聞こえる畑でした。

車を下りて、サルの行方を確認しようと、
農道を歩いてみると、イシガメに遭遇・・・・

危ない、危ない・・・もう少しで車にひかれていたかも・・・汗。

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ということで、イシガメの石ちゃん確保!

アカミミガメと違って可愛い顔をしています^^
しばし、石ちゃんと戯れる・・・・・・・
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地面に降ろすと、決まった方向に歩き出します。
クルクル廻って、別の地面に降ろしても、
首をう~んと伸ばして、また向きを変えて、
同じ方角に歩き始めます。

生まれたばかりの海ガメの子が海を目指すように
イシガメも水辺を察知する能力があるようです。

カメの歩みではありません。
手足がグーンと伸びて高足で速歩きで、
トットコ水辺に消えて行きました^^


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‘ツクツクボウシ’日差しが強く、
ハレーションを起してしまっていますが・・・・
セミの儚さも一緒に,写ったような気がします^^。

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上手に擬態していますが・・・見つけました‘クツワムシ’
夏の夜、懐中電灯を持って、父と一緒に
このクツワムシを捕まえに行った記憶があります^^

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‘カマキリ’
工藤直子さんの‘おれはかまきり’という詩が思い浮かびます。

『おれはかまきり』・・・・かまきりりゅうじ

おう なつだぜ
おれは げんきだぜ
あまり ちかよるな
おれの こころも かまも
ドキドキするほど ひかってるぜ

おう あついぜ
おれは がんばるぜ
もえる ひをあびて
かまを ふりかざす すがた
わくわくするほど きまってるぜ

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‘ゴマダラカミキリムシ’悪さをしないように
割れたフラスコの中に閉じこめています。

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唐辛子のように紅い‘アキアカネ’

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デート中の‘ツマグロヒョウモン蝶’
蝶の舞ったあと、幼虫の発生が恐怖です。

このヒョウモン蝶がキウイ棚に張り巡らした防鳥網に
けたたましく引っかかっています、これも恐怖です。

きょうは猿に始まって、生き物たちに目が留まる一日です。

こちらも、生きようとしていました。
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冬に 文字通り‘根絶’を企んだ雑木でしたが・・・・

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枝の一部に萎縮したような葉っぱですが、芽吹かせていました。

いろいろな生命が、うごめいている里山です。

こんな場所に割り込んでいく余地はあるのでしょうか?

・・・・・・・今さら・・・・・(笑)

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2014年9月 7日 (日)

1896日目

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エアーホッパーです^^。

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車のフロントガラスに止まったショウリョウバッタです。

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憎憎しい虻が・・・・・・

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今日は雨も上がって蒸し暑い日になりました。

早朝から出かけた畑も、
軽く表面を削るような草刈りをして・・・・・・、
暑くて早々に退散です。
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帰りの農道も昆虫サファリパーク状態です。

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ホップを這わせる予定のアーチだった場所に

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ホップはいつの間にか消えて
葡萄が覆いかぶさってきました。

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葡萄は葡萄でも野ブドウです^^

食べられない葡萄でもあの綺麗な実が生れば
それは、それでOKです♪
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ムラサキシノブの実が色づいていました。
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アロニアの最後の実。
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こんな風に紅くなるんだ・・・・・

雑草はツユクサがピーク
所々の青い花が目につきます。

草が刈れずにいるところには
イシミカワがビッシリ蔓延っています。


アルプス乙女も生るには生っていますが・・・・
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カビっぽいです。
植わっている場所がまずいかもしれません。

隣地の雑木の影、水路際、
元々ジメジメしている場所に
そのうえ、今年は雨が多かった・・・・・
草取りも満足に出来なかった・・・・・・

原因は、いろいろ考えられます。

少しずつでも、改善しなくては・・・・。


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2014年8月31日 (日)

1893日目

稲刈りの終わった田圃は鳥たちの餌場になっているようです。
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同じ田圃で別の茶色の鳥の4,5羽の一群がいたので

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一瞬、小ぶりなので、鶉・・・・!?と、思いカメラを向けましたが
どうやら、雌のキジの集団だったようです。
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車が近づく気配で、トコトコと歩いて
草の茂みに隠れてしまいました。
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雑草を剥いだ部分の
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ゼフィランサスが咲きそろいました。
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この草取り作業が、夏のうちにできるといいのですが・・・・
暑さと、毒虫に阻まれて出来ません。

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丸太の足元に植えた紫陽花の小さな苗も
草に埋もれながらも大きく成長してくれました。
丸太のおかげで、
間違って刈り取られることもなかったようです^^

こんな風に少しづつ雑草を剥いでいるわけですが
次は背の高くなりすぎたコスモスを何とかしなければ・・・・
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上の畑の藤棚のアーチを下の畑まで運びました。
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センニンソウを這わせます。
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空色にセンニンソウもいいものです♪

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果樹話題がないと、
日本一の果実さんもオロオロされるようなので・・・
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アーチの手前のほうにはスモモの
‘ハニーローザ’の枝を二本誘引しました^^


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2014年7月13日 (日)

1845日目

ミントに花が咲いていました。
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背の高くなりすぎたヒマワリ、コスモス、ミントは
台風の雨のせいか、倒れてズタズタです。

既にヒマワリは終盤。
花も終わり、葉っぱは虫たちのご馳走に・・・・。

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うえっぱなしでOKのチューリップの球根も
何者かに食べ荒らされていました。
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刃を替えた刈払機・・・・絶好調です。
絶好調すぎて、今年も痛恨のミス第一号
クッキングアップルのブラムリーをスパッと・・・TT
(泣いているのはブラムリーですね)

背の高くなった草と防虫ネットの帽子をかぶり
視界が悪くなると・・・・つい・・・・ヾ(_ _。)

夕方の2時間くらいの作業でしたが
汗ぐっしょりです。

例年のことながら、夏場は
荒れ放題の畑にしてしまうのも時間の問題です。
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そんな畑でも、一週間ぶりの畑は
キュウリが2本、収穫を待っていてくれました^^。

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おうち果樹は鉢植えの‘アーリーキャンベル’
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今年は一房^^


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2014年7月 7日 (月)

1839日目

思ったより雨はたくさん降ったようです。
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草の勢いは
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止まりません><
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奴らが現れるのも・・・この時期です・・・
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ムシヒキアブ科のアオメアブのようです。
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@@・・・・まさにギャングですね><
甲虫に齧り付く???

まだまだ、これから、いろんなアブが現れてきます。
服の上からでも咬んでくるので油断できません。

マムシもスズメバチも繁殖や巣作りの時期で危険、

7月、8月、畑への足がだんだん遠退きます。



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‘いさはや’はまだ無理・・・と判断されたようです。

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‘禅師丸’はまだ数個しがみ付いていますが
これもどうでしょう?

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アップルはいい感じに肥大しています。

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一株ずつ植えつけた野菜は
律儀に一本ずつ生ってくれました。

二人暮らしにはちょうどいい滑り出しです^^

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