花器
「柿」でも「牡蛎」でもありません。
「花器」のお話です。
先日、京都の親友Mさんが持ってきてくださったお土産です。
くゆらちゃんの里山の小屋に置いたら似合いそう・・・・
と思って・・・と、おっしゃって
軽トラックの助手席に座らせて持って来てくださいました。
大工さんは改装や修繕のお仕事に入ると
よく、いろいろな物の処分を依頼されることが多いそうです。
先日の椅子やテーブルもそうなのですが・・・・・
これは、京都の華道家の方のおうちの修繕に入られて
お母様の遺品だそうなのですが・・・・・
そのご家族が、こういった陶器や花器に一切関心が無く
いくつかの処分を頼まれたとのことです。
でも捨ててしまうのは躊躇われて持って来てくださったようです。
底面の1辺が40センチくらい、高さが70センチくらいの大作です。
しっかりと、落款も押され、重文クラスのお宝だったらどうする?
もう、返さないからね・・・ありがとう♪
といってチャッカリ頂きました。
雅号の落款から作家さんが判りました。
信楽生まれの現役の作家さんです。
日展でも入選された5代目陶芸家さんの作品です。
とても高価なもののようです。
京都の弘法さんの骨董市でも出店されているようです。
そこで、その華道家さんと出逢ったのかもしれませんね。
そして、めぐり巡って三重の里山にやってきました^^。
というわけで・・・・お客様を迎える時は野の花を生けて
しっかり「お・も・て・な・し」をしないといけませんね。
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