また暫く、不安定なお天気が続きそうですね。
日曜日は今にも雨が降り出しそうな中、
お隣の、そのお隣の市でブドウ栽培をされている
‘ひさとんぼ農園’さんにお邪魔してきました。
画像の葡萄は‘ネヘレスコール’というシリア原産の葡萄です。
‘ネヘレスコール’は世界最大級の房になるとの記載も見かけます。
1房10キログラム・・・・とか^^。
そのため、旧約聖書に書かれている大きなブドウというのは
この‘ネヘレスコール’の事ではないか!?という説もあり、
数千年前から存在している
古代葡萄と呼ばれている所以でもあるようです。
その旧約聖書の民数記13章23節の要約を引用してみますと・・・・
彼らはエシュコルの谷に着くと、
一房の葡萄の付いた枝を切り取り、棒に下げ、二人で担いだ。
また、石榴や無花果も採った。・・・・・・・と。
ふたりで担がなければならないほどの大葡萄ということから
この‘ネヘレスコール’ではないか?ということなのでしょう。
ちょうど、拙宅の蔵書にこんな1ページがありましたので
載せてみました。
断捨離で古紙回収に出そうと思っていた本の1ページです。
なんとも、皮肉なものですね。
そんな珍しい‘ネヘレスコール’も頂いてきました。
これで一房です。
たぶん、木に生っているときは3枚目の画像のように
絡んで生っていたのでは・・・と、思われます。
粒を極力、こぼさないようにほぐしてみると、
なんだか、ヒトの肺胞の模型のようです。
あっ、例えが悪かったですか・・・・?(笑)
でも、脈々とした生命力というか
「古代葡萄ここにあり」という存在感を感じるブドウです。
デラウエアより小粒な部分もあり、種もあって
食べるのが面倒・・・とおもわれるかもしれませんが
面倒でも、いつまでもプチプチ啄んで食べていたいという
さっぱりとして、
飽きの来ない上品な甘さがあって私は好きですね。
私は、種アリでも大丈夫ですから・・・・^^
他にも、こんな風なバラエティーに富んだセットで
たくさんの葡萄を分けて頂きました。
初めての‘イタリア’や‘ヒムロッドシードレス’も
味あわせて頂きました。
‘イタリア’は変なブドウ・・・・!?
変わった味のするブドウとおっしゃったかな^^?
いつまで経っても甘くならないんですよ、食べてみてください。
と、言われ、味見で頂いてみました。
うん。甘さは控えめで、シャキシャキした食感、
後味スッキリのマスカットですね^^
房も綺麗に整って変なブドウではありません。
立派なブドウだと思います。
*
*
*
シリアという地名に触れて、
この記事に触れないわけにはいかないので・・・少し・・・
シリアといえば、中東地域
今以って内戦、紛争の絶えない場所ですね。
4年に及ぶシリア紛争が多くの難民を生んでいます。
昨日、今日の痛ましいニュース記事に心が痛みますね。
地中海に面した肥沃な土地で
人々が穏やかな暮らしを営むことができる
紛争解決の知恵はないものなのでしょうか?
最近のコメント