秋を探しに
おとなり、滋賀県栗東に行ってまいりました。
紅葉のベストシーズン。
渋滞を心配して京都へ車で向かう勇気も無く
まずは・・・・電車で移動。
途中の東青山駅の車窓から見る景色に
少しワクワクとする期待と共に・・・・・・
まずは丹波橋で京都女子たちと合流
♪ ヾ(*⌒∇⌒)八(⌒∇⌒*)ツ ♪
「なんか、みなさん京都に来てくれはるけど・・・」
「あんなんで、ええんかしら!?と思うわ・・・」
「ほんとうに・・・・人ごみでは趣きも情緒も・・><」
実際、昨晩から凄い人の波で烏丸通りも
普通に歩くのも困難だったということです。
体を縦に・・・横にしながらやっとの思いで
人ごみの中を通り抜けて帰宅したという話を聞きながら・・・
一路、滋賀県栗東へ向かいました。
今回は琵琶湖南の栗東に白洲正子の愛した
近江の隠れ里と称した名勝を訪ねてみたいという
Oさんのたっての希望に添った企画の旅でした。
まずは目指す金勝山(こんぜやま)の入り口あたり
こんぜ道の駅でお弁当の山菜おにぎりと猪肉のコロッケを
調達して目的地に向かいました。
しかし、ここで得た情報に不穏な空気が・・・・・・・・・
それでも、駐車場でもある金勝寺まで
対向車が来たらどうしよう・・・という
つづら織のような山道を車で登ってきました。
静かです。
金勝寺は重要文化財も多く
なかなかレンズを向けられないのが残念。
静かな境内でおにぎりを食べながら考え、相談しました。
「どうする!?」
「どうする!?」
「どうしよう!?」
「これ、非常食・・・・。」
「これも、ひとつづつ、ポケットに入れときな。」
「これで、一晩は生きられる。」といいながら
持ち寄ったあんぱんやキャンディーやナッツを
分け合いポケットに忍ばせたり・・・・・
お口にいれたり・・・・・
「今、食べたらアカンで」・・・・・・∑(*。*;ノ)ノ ギクッ
*
*
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というのも、目的地の狛坂磨崖仏へ行く登山道が
崩落を起していて危険だという情報を道の駅でも
ここ、金勝寺の拝観口でも聞いてしまったから・・・・・・
一応、市では通行禁止を云われていますが
みなさん行かれてますって・・・・・ヾ( ̄o ̄;)オイオイ
‘自己責任で行ってください’って、そんなこと云っていいの!?
と、思いますが・・・・・・・
金勝寺は馬頭観音の奉られているお寺。
地元にJRA栗東のトレーニングセンターがある為か
馬の形の絵馬が奉納されていました。
騎手なのかなぁ・・・競馬ファンなのかな・・・と
思わせる絵馬の願いをチラ見してお参りを済ませ・・・・
*
*
とりあえず、舗装道は進んでみようと・・・・・
展望のいいところまで歩きました。
画像に見えるグラウンドが栗東のトレーニングセンターです。
その左奥の小高い山に見えている縦の土色の部分は
帰りに間近でみましたが地滑りを起している爪痕です。
遠景の綺麗な山型が近江富士です。
先程上ってきたこんぜ道の駅に隣接した県民の森も
箱庭のように綺麗に見えました。
*
*
さあ・・・狛坂磨崖仏への入り口登山道です。
人ひとりがようやく踏み分けて入れそうな・・・
木の根もごつごつ浮き出た獣道のような雰囲気です。
さすがに・・・ここでは
翼を折るのが賢明だと、皆、判断しました。
帰路はみんなで落ち葉や木の実を拾ったり・・・
あの松がお正月の門松にいいなぁ・・・・・とか
庭のモミジが西洋モミジだから紅葉するモミジが欲しいとか
云いながら、拾った柿も渋柿に違いないのに味見をしたり
採集民族のようになっていました^^
わたしもあまり見かけない紅い実に目が留まりました。
K「これ、何の実かなぁ!?」
M「笹の実?」
K「うううん、笹に巻きついてるだけ・・・。」
M「リンドウじゃない?ほら、リンドウみたいな花殻が・・・」
K「ホント、リンドウだぁ^^」
T「リンドウにこんな実が生るんですか?」
K「蔓リンドウかも・・・・!?」
O「えっ、そんなのあるの?」
K「蔓アジサイっていうのもあるので蔓リンドウもありかな!?と^^」
O「へェ・・・・・。」
なんて会話を交わして帰ってから調べると
ほんとうに‘ツルリンドウ’という植物がありました♪
狛坂磨崖仏には逢えなかったけれど、
久しぶりの京都女子と珍しい植物にも出逢えて
楽しい秋の旅になりました♪
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