巴旦杏(ハタンキョウ)思わぬところから、この名前を知りました。
春にガーデンミュージアム比叡の‘Maison de Fleur’で
メモワールというフランスのカードゲームを目にしました。
たくさんのフルーツがポタニカルアート風に描かれていて
思わず手にとってみたのですが
そのカードの中に最近、気になっているフルーツ
‘Reine Claude(レーヌ・クロード)’‘Mirabelle(ミラベル)’
両方のカードがあるではありませんか♪
やはりどちらもフランスではポピュラーなプラムなのだなぁ・・・
と再認識したわけですが・・・・・・
そのカードの日本語訳の部分で
‘Reine claude’→ハタンキョウ
‘Mirabelle‘→スモモ と訳されていました。
スモモも大雑把な訳だなぁ・・・・と思いながら
「ハタンキョウ」ってなんだろう!?と
調べてみると、これもまたスモモの一部の総称のようでした。
それで、おもしろい呼び名「巴旦杏」は「李」のこと!?
と知ったわけです。
昔から俳句にも詠まれたりしている果樹のようです。
勉強になりました^^
ひと籃の暑さ照りけり巴旦杏・・・・芥川龍之介
(この句の巴旦杏はアーモンドのことのようですが・・・・・)
真夏の暑さの中、篭の中、いっぱいに
収穫されたキラキラ輝く巴旦杏、、、あぁ・・いい情景ですね。
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そして、ミラベルってどんなフルーツなのだろうと
とあるブログ記事から興味をもったのは3年くらい前です。
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『ミラベル』について楽しく紹介されています。
以下のリンクよりご覧になってください。
①*--*②*--*③*--*④
ウィキペディアによると
ミラベルの2大生産地はナンシーとメッツ。
そのミラベルは高品質地域製品としてEUによって
認識、推進されているとのこと・・・・・。
画像はその‘CONSULAT DE LA MIRABELLE DE LORRAINE’
のピンバッチ、‘ロレーヌ・ミラベル・領事館’と書かれています。
ミラベルを推進する団体なのでしょう。
ミラベルは地域に愛され、
メッツ市では8月に「ミラベル祭り」なるものが
2週間にわたって毎年、開催されるようです。
こちらは、その期間に行われたイベント(マラソン)の
記念のピンバッチのようです。
ミラベルに恋するあまり、集めてしまいました^^
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画像は昨年、ミラベルの実を採取し種まきをしたものです。
6月11日・シャベルの柄より少し大きい背丈に
6月28日・虫の攻撃にあいながらもなんとか伸びて
7月26日・主枝も伸び始めてきました、現在、高さ60cm。
下のほうの幹も細いながらも樹の肌らしくなってきています。
ハタンキョウからミラベルに話が及んでしまいましたが・・・・
今年、レーヌ・クロードの予約販売 が始まりました。
今まではなかった事ですね。
14種類の珍しいプラムも目白押しで楽しみです。
ミラベルも市場に出てくるのも遠い話ではないかもしれませんね。
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